はじめに:墓じまいを考える人が、今とても増えています
お盆が近づくと、里帰りとお墓参りの計画を立てる方も多いのではないでしょうか。そんな中、以下のようなニュースが出ていました
実家のお墓が遠方にあって「なかなか行けないな…」と気になっていたり、今後誰が管理するのかはっきりしておらず、心のどこかで引っかかっている——そんな人も少なくないのではないでしょうか。
終活のご相談を受ける場合も、必ず「お墓はどうされる予定ですか?」とお尋ねします。すると、「子どもに無理をさせたくない」とお墓を持たないことや、墓じまいを検討する声が多く耳にします。最近ではそのような希望が、80代を超える高齢の方々からも出てくるようになってきました。
実際に、「お墓をどうするか」という問題は、お金のこと以上に、家族の気持ちに関わる繊細なテーマです。だからこそ、早めに選択肢を知っておくことが、心のゆとりにもつながるように思います。
墓じまいって、実際には何をすればいいの?
「お坊さんの手配は?」
「役所での手続きも必要なの?」
──初めての墓じまいは、わからないことばかりです。
一般的な流れとしては以下の通りです。
- お墓のある寺院・霊園に相談
- 閉眼供養(お性根抜き)
- 石材業者による解体工事
- 行政への改葬許可申請
- ご遺骨の移動と再供養
こうして見ると、意外とやることは多いです。本格的に墓じまいを考えているかたには、地元のお墓の専門家をご紹介することもあります。わたし自身、お墓の専門家がいるということも全然知らなかったので驚いたのですが、上記のような工程を、プロにサポートしてもらえるのは心強いです。全国対応のサービス業者さんがあったら助かる
墓じまいのワンストップ・サービス──「お墓のミキワ」の安心サポート
そんな中で見つけたのが、墓じまい専門サービス「お墓のミキワ」さんです。
- 石材解体・行政手続き・僧侶の手配までワンストップ
- 永代供養や散骨など希望に応じた提案
- 見積・相談は完全無料、全国対応
- 明朗価格で追加費用の心配なし
- 問い合わせ後もしつこい営業は一切なし(※公式に明記)
特に評価したいのは、「申し込み後に電話でしっかり話を聞いてくれる」点です。たとえば、「こういう場合はどうしたらいい?」というような、パンフレットでは解決しにくい個別の疑問。相続相談の現場でもよくありますが、やはり電話で話せると安心感が違います。
「電話で」というと、しつこく営業されないか心配するかたも多いでしょう。でも、「しつこい営業はしません」と公式にも明記されており、さすがにそこは安心して良いかと思います。
「まだ決めていないけど、話だけ聞いてみたい」
──そんな段階でも大丈夫。
まずは、情報収集の第一歩として、お問い合わせしてみるのも良いのではないでしょうか。
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相談は無料:電話によるしつこい営業は一切ないので、ご安心ください
親や兄弟と「お墓のこれから」を話しておきませんか?
わたしの実家のお墓は、両親の代で購入したものです。今後そのお墓をどうするかを決めるのは、(お墓の管理責任を引き継ぐ)祭祀承継者である兄です。しかし、兄夫婦には子どもがいませんので、今後の管理や承継が難しくなるでしょう。墓じまいも近い将来の現実的な選択肢として浮上しています。
両親が建てたお墓と、兄の世代で迎える決断
かなりの金額を支払って建てたであろうお墓。それを、ほんの一世代のうちに墓じまいしなければならない。そう思うと、なんだか虚しいような、少し滑稽なような気持ちになります。
とはいえ、戦後、家督相続は廃止され、家族のありかたは大きく変わってしまいました。お墓もまた見直していくタイミングに来ているのかもしれません。
わたし自身も、この記事を書くことで、あらためてお墓のことを考える機会になりました。両親はすでに他界しており、今さら本人たちの意志を聞くことはできません。しかし、だからこそ、残された家族でしっかり話し合い、納得のうえで進めたいと思います。
墓じまいの悩みは一様ではない──それぞれの家族に合った備えを
終活・相続のご相談を受けていると、親族が多くて意見が割れたり、逆に継承者がいなかったり……。状況は本当に人それぞれです。(長くなるので、ここでは細かい個別ケースの話は避けます。)公正証書遺言などで明確に祭祀承継者を指定しておくと、後々のトラブルを避けられることもあります。